政府の経済財政諮問会議(議長・福田康夫首相)の民間議員は10日、
2009年度予算編成に向けて今月下旬に取りまとめる
「骨太の方針2008」の焦点となる社会保障費2200億円の削減に向けて、
削減対象とすべき具体的なメニューを示した。
雇用保険の国庫負担の見直しで1600億円を捻出し、
後発医薬品の使用促進で700億円を圧縮するなどと試算した。
また、民間議員は、現行制度の効率化に徹底的に取り組み、
最大限の削減を行うと主張。
5年間で1.1兆円の自然増抑制は、「制度の効率化を進めるためのテコ」
と強調した。