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「サマータイムは健康に悪影響」 睡眠学会が声明

温暖化対策として導入論議が進むサマータイム(夏時間)制度について、
不眠症治療に取り組む医師らでつくる日本睡眠学会は5日、
健康に悪影響を与える可能性があるなどとして導入に
反対する声明を発表した。
医療需要の増加などで逆にエネルギー消費が増える可能性も指摘する。

学会によると、制度を導入した欧米では健康被害が多数報告されており、
夏時間への変更後、数日から2週間程度は睡眠時間が減少。
日本人は欧米より平均睡眠時間が約1時間短いため影響は大きく、
暑さが収まらない時間に床に就けば、寝付けずに
不眠を誘発する可能性もあるという。

睡眠障害による医療費増加や作業能率の低下などによる
国内の経済損失は年3.5兆円にのぼるとの試算があるという。
サマータイム導入で睡眠障害になる人が増えれば、
経済損失はさらに年1.2兆円増えると見積もっている。

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2008年07月05日 21:25に投稿されたエントリーのページです。

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